中古住宅のチェックポイント敷地と建て方

中古住宅のチェックポイントとして、購入後手を加えようとしてもできないのが敷地です。隣とのトラブルがないよう敷地の境界線をしっかりと自分の目で確認しましょう。そしてこの中古住宅が違法でないかチェックすること正規でないと再建築ができません。不動産を購入するときは雨の日も中古住宅をチェックしましょう。雨漏りなど晴天の時と違う不具合が見つかるかも知れません。そしてこの中古住宅が建てられたときのこともチェックしておきましょう。新築と違い、中古住宅は建てられた時のいきさつ、増改築などリフォームなどは重要な情報ですので、できるだけ多くの情報を収集した方がいいでしょう。その他、どれぐらいの増改築などリフォームの回数も確認が必要です。増築の継ぎ目やベランダを後から付け足したなど欠陥や故障がある(起こる)可能性があります。まあ中古住宅を売り出す前に内装など綺麗にリフォームしてしまうので、傷み具合がわからないケースが多いでしょう。古家付き土地の中古住宅を購入する際は、売買価格は土地の評価のみになるようです。ですので購入後建物に故障があっても売り主には責任がありませんので、買い主にリスクが及びます。

中古住宅のチェックポイント外観

中古住宅のチェックポイントの外観ですが、外見や床下そして屋根裏を覗くだけでも中古住宅の傷み具合や耐震性はある程度わかるそうです。1階部分を駐車場にして大きな屋外空間(ピロティという)のその上に2階がある場合は、壁がないので、地震で揺れたときに建物が捻れたり、柱がバラバラに動いてしまうため、特殊な施工をしていない限り、木造建築には向いていません。また、2階の乗り方も重要なチェックポイントです。2階外壁の角の柱の下に、1階の柱や壁がない中古住宅の骨組みはとても無理をしています。地震や台風の際にはとても危険ですので、2階がバランスのよい乗り方をしているかいびつでないか良く確認しましょう。そして中古住宅の基礎や土台も重要です。外側を廻りながら基礎や土台にひび割れや腐れがないかどうかチェックしていきます。そして表面だけでも亀甲状の隙間が見えない程度のひび割れなら問題はないでしょう。しかし、爪が入るほどのひび割れがあったなら基礎の不同沈下の疑いがあります。この場合専門家に診断してもらうのが中古住宅購入の際安心です。

中古住宅のチェックポイント中身

中古住宅のチェックポイント最後は中身を覗くです。インテリアや間取りだけで満足していませんか?いろいろ中身を見ていきましょう。床下は、カラッと乾いていれば安心です。もし不安でしたら千枚通しなどで土台などの上の木部を刺して確認してください。腐っていればぐさっと刺さります。また断熱材の垂れ下がりも注意です。断熱材が床面に密着していないと結露などで腐れが早くなります。次に中古住宅の屋根裏も見ましょう。いろいろな結合部分を点検します。隙間やズレがないか?金属部品はさびてないか?木部は湿っていないか?などチェックしましょう。金属がさびていたり木部が湿っているなら雨漏りや結露の心配があります。結露は気を腐らせたり、空気を汚しますし、換気が悪い証拠です。これだと夏は屋根裏が高温になり、部屋が暑くなります。そして扉や障子、ふすまなどの建具も動かして立て付けを確認しましょう。開けにくい、引っかかる、隙間があるなどまた、内装にひび割れやビニールクロスが裂けているなどあればこの中古住宅には歪みがある可能性がありますので、ビー玉を床に転がして確認してみましょう。

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